よく使われる株用語①
こんにちは！投資カップルのSeiちゃんです。
本日は投資初心者のために「株用語」についてご紹介する第一弾！投資業界では様々な言葉が使われます。しかし普段の生活で聞きなじみがないのでなかなか覚えられない単語や知らない単語がたくさん出てきます。
「あれ、これってなんだっけ？」「この言葉よく見るけどどんな意味なんだろう」となったときに是非ご参考ください。本日は株用語の中でもよく聞く単語11個を抽出しました。
- ①約定（やくじょう）
- ②損切り（そんぎり）
- ③ストップ高（すとっぷだか）
- ④ストップ安（すとっぷやす）
- ⑤成行（なりゆき）
- ⑥指値（さしね）
- ⑦逆指値（ぎゃくさしね）
- ⑧利食い（りぐい）
- ⑨特別買い気配（とくべつかいけはい）
- ⑩窓（まど）
- ⑪空売り（からうり）
①約定（やくじょう）
株式取引などの売買が成立することです。株式取引の売買が成立するということは、その株に対して買いたい人と売りたい人の条件が一致し取引がおこなれることを指します。
②損切り（そんぎり）
投資家が損失を確定させることをいいます。ロスカット、ストップロスとも呼ばれます。購入した株の価格が下落して、その後の回復が見込めないと判断できるケースでは、損切りが有効と考えられます。実際はこのタイミングが難しいです。自分が信じた株を購入した額より下で売るのはとても悲しいです。笑
③ストップ高（すとっぷだか）
前日の終値に対して、当日の株価が値幅いっぱいに上昇することを指します。取引所の板には「S」と記載されます。
④ストップ安（すとっぷやす）
前日の終値に対して、当日の株価が値幅いっぱいに下落することを指します。こちらも取引所の板には「S」と記載されます。
ちなみに下記に価格の制限値幅を載せておきました。ご参考に。
（引用：楽天証券）
⑤成行（なりゆき）
成行注文という言葉でよく使われます。成行注文とは、買い注文や売り注文の値段を指定しない注文方法です。取引時間中に成行の買い注文をすると、リアルタイムで出ている最も低い価格で売られている注文と取引が成立し、即座に取引が行われます。一方で売り注文の際は、リアルタイムで出ている最も価格が高い買い注文に対応して即座に取引が成立します。ただし注文が成立するまでの間に株価は変動しますので、思っていたより高い価格で株を買ってしまったり、安い価格で売ってしまうという可能性もあるので気を付けてください。
⑥指値（さしね）
値段を自分で指定して注文する方法です。自分で指定した値段に株価がなったときに買いもしくは売りの取引が成立します。買い注文であれば指値以下の株価、もしくは売り注文の時は指値以上の株価にならないと取引が成立しない為、即座に取引したい場合は向かない時もあります。
⑦逆指値（ぎゃくさしね）
こちらも指値と同様に値段を自分で指定して注文する方法です。株価が自分で指定した値段になったとき取引が成立します。しかし指値と異なり、買い注文であれば指値以上になれば買い、売り注文の時は指値以下の株価にならないと取引が成立しません。指値注文と逆のことをすることから逆指値と言われます。
また通常の指値と逆指値を組み合わせた方法もあり「逆指値付通常注文」と言います。これについては詳しく後日説明しますので、今回は言葉だけ覚えてください。
⑧利食い（りぐい）
購入した価格より値上がりして利益が出ているところで売却し利益を確定することを指します。一般的に価格下落後、再び価格が上がった際に売却したり、まだ価格が上昇する可能性があっても利益を優先して売却することを指します。
⑨特別買い気配（とくべつかいけはい）
株式市場において買い注文が殺到した状態で、決済内容や各種指標など判断材料が予想を超えた場合や予期しない事態が起きた場合などに発生します。略して「特買い」とも言います。ちなみに逆の状態は「特売り」と言います。
⑩窓（まど）
株価などの罫線であるローソク足において、前回の足と今回の足の間に隙間ができるものを指します。特に相場が上昇したり下落する力が強い時にできます。ちなみに窓が開いた後に、元の水準に株価が戻ってしまう場合を「窓埋め」ともいうので覚えておきましょう。
⑪空売り（からうり）
手元に持っていない株を信用取引などを利用して借りて売ることを指します。つまり株は持っていないけど売るということです。株価が高く下落することが予想される株を空売りして、下落後に株を買い戻して利益を得るという方法になります。
本日は以上の11個を抽出し用語説明を行いました。ツイッターやブログなどでよく見る頻出単語になりますので、ぜひぜひ覚えてください。
今後もよく使われる株用語について紹介していくつもりですので、よろしくお願いいたします！
